日曜日の九龍公園で垣間見る経済大国のメイド事情

グランドハイアットでアフタヌーンティーも愉しんでお腹ぱんぱん。
しかし時間は止まってくれなくて、次のディナーの時間はこくこくと迫って来る。
そう、私ったら食い意地張りすぎてかなり無理な食のスケジュールを組んでいたのです。。
しかも今回はインターコンチネンタルグランドスタンフォードにある海景軒で高級ディナー。
それまでにどうにかしてお腹を空かせなくては・・・!
ということで、尖沙咀を歩き周っていたら九龍公園に辿り着きました。↓

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都会のオアシスに足を踏み入れてみた

なんだかものすごく背景から浮いてる看板が見えてきましたよ。
遠くからでも一目でわかる親切なこの看板、自己主張しすぎですね・・・笑
九龍公園入口

入ってみると結構広いです。
尖沙咀のごみごみとしたビル街とは別世界にいるよう。


食べてばっかだったから良い運動になりそう・・・
と思っていたら、何やらとても騒がしい集まりが。

がんがんかかる音楽、まるでダンスフロアにいるかのように踊り狂う人々・・・
その大半が女性でした。
ここは九龍公園の噴水なのだけど、それを南国系の顔をした人々が囲むようにして大騒ぎ。
こんな公共の場所でカラオケしたりクラブごっこしたり、日本では考えられない光景に唖然。
・・・・これは一体??

彼女たちは経済大国香港を支えるメイドたち!!

どうやら彼女たちはインドネシア人の家政婦(ヘルパーという)で、唯一の休日である日曜日をここぞとばかりにエンジョイしている最中らしい。

そう、ご存じの通りここ香港では家賃が冗談のようにバカ高い。
人々は家賃を払うために労働しているといっても過言ではありません。
そしてそれは女性も例外ではなく、出産ぎりぎりまで働き、産後もすぐ復帰、子供がいてもフルタイム労働は当たり前。
なんてったって給料の半分が無慈悲にも家賃に注ぎ込まれるわけだから。
そんな共働き家庭を支える救世主が彼女たちってわけなのです。
大体がフィリピン人かインドネシア人らしい。

香港のメイドは休日以外は雇い主宅に住み込むという法律があります。
ただでさえ狭い家が更に狭くなるのは秘密ですが。
そしてその休日というのが日曜日なのです。
彼女たちはもちろん香港に家を持っていないから、日曜日はこのようにして公園とか広場などの野外で同族で集まって1日を過ごしているってわけなんですね!

私はカルチャーショックを受けました。
外国で家がないっていうのはかなり過酷な生活なのでは・・・
雨の日はテントを使って凌ぐらしいし、香港の夏の厳しい暑さの元でもその生活は変わらないでしょうから。
しかし、少なくともここにいる彼女たち本人にとってそれは悲観するようなものとは感じられませんでした。
それくらい陽気に仲間たちと楽しんでいるんです。

せっかくなので一緒に踊ってみた


本当にただの野外クラブです。誰かがMACを持ってて(どこから調達してるのか?)
それで音楽をかけ、マイクを持ってカラオケしながら踊っていました。
この人たちすごく陽気で観光客が混じるとどんどん人が集まってきて、完全に抜けるタイミングを失ってしまいました。笑

前の人とかすごい絡んできて面白かったです。・・・しかし暑すぎる。
真夏も同じようにフィーバーしてるというから驚きですね。

ちなみに

同族で集まるヘルパーたちの光景は、日曜日であれば香港に溢れかえっています。
大体中環にいるのがフィリピン人、銅鑼湾にいるのがインドネシア人らしい。
中環の洗練されたヴィトンなんかのハイブランドの路面店、その真正面に座り込んで談笑したりトランプをする人々、そのコントラストは圧巻。
それは香港の経済事情を表すシグネチャー的光景と言えるのかもしれません。

ちなみにこの公園にいるのは一緒にいた香港人曰くインドネシア人らしいけど、
日本人の私からしたら全然見分けがつきませんでした。笑

香港のパワー漲る街並みは、彼女たちが縁の下の力持ちとなっているからこそ成り立っているのだと感じた体験でした。
みなさんも日曜日に香港にいる機会があればぜひ九龍公園に行って参戦してみてくださいね。
きっと歓迎してくれるはず。

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